各地の家電量販店には前日深夜から長蛇の列ができ、“転売屋”も出現。
11月のソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の「プレイステーション3(PS3)」発売時の再現となった。
国内で一騎打ちの様相を呈する任天堂WiiとPS3。
「分かりやすさ」と「高性能」。最後に笑うのはどちらか。
流通過程における両機の人気度はほぼ互角だ。
量販店には行列ができ、ネット通販でもあっという間に売り切れた。
また、オークションで高値販売を狙う“転売屋”が横行する状況も同じで、2〜4割高い価格で取引されている。
しかし、今後の展開は任天堂Wiiが優勢とみる向きが多い。
同時発売されたソフト本数は3倍の開きがあり、初回出荷台数も任天堂WiiはPS3の4倍。
現行機ではSCEのPS2が世界シェアの7割以上を獲得し圧勝したが、任天堂がスーパーファミコン以来の“王座”を「奪回」する可能性も強まっている。